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GitHub ActionsのcronはUTC!JSTで意図通りに動かす設計ガイド

・対象: 初心者,中級者・タグ: GitHubActions, cron, UTC, JST, 運用, 設計, internal, archived

対象読者: GitHub Actions のスケジュール実行を JST 前提で設計・運用する開発者/運用者。

この記事で得られること: cron の UTC 基準を踏まえた JST 運用の設計・変換・検証方法が分かり、事故を避けられます。

GitHub Actions の cron は「UTC」基準です。JST で意図通りに動かすにはどう設計すればよいでしょうか?

用語ミニ辞典

  • UTC: 協定世界時。GitHub Actions の cron は UTC で評価される
  • JST: 日本標準時(UTC+9)。表示や要件で用いられやすい

仕様

cron 式はすべて UTC で解釈されます。JST で「毎日 9 時」に動かしたい場合、0 0 * * * ではなく 0 0 * * *(JST→UTC 変換)に注意。

変換の勘所

JST(UTC+9)で 9 時 →UTC では 0 時。-9 時間シフトが必要です。

実例

      on:
  schedule:
    - cron: '0 0 * * *' # JST 9時にしたい場合は '0 0 * * *'(UTC 0時)

    

よくある誤解

「JST で書けば自動で変換される」と思い込むと事故の元です。

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